テニスで手にする夢への軌跡

テニスをはじめた息子たちを応援する父親として、またジュニアスポーツに携わる大人として“自分ができること、感じること”を。

メンタルタフネスを獲得せよ!

ついこの間、お兄ちゃんの今年の大きな大会のひとつが終わりました。

 

 

結果はまたしても1回戦敗退でした。

 

 

相手の子は、弟くんが通っているクラブ(※兄と弟は別クラブ)の選手コースに所属している、学年がひとつ下の子でした。

 

 

実力としてはまったくの互角、正直どちらかが勝ってもおかしくない対戦。

 

 

実際に、互いに十分に勝機がある試合でしたし、負けたお兄ちゃんにとっては(まぁこれは相手の子が負けた場合にももちろん言えますが)“勝利を逃した”と言える結果かもしれません。

 

 

これは親バカではなく、私なりのあくまで客観的な分析です。

 

 

しかし、結果は負け。負けなんです。

 

 

勝てたかもしれない試合を落とす。でも結局、それが実力ということです。

 

 

まだまだ全然、弱いんですね。

 

 

試合後、息子は見に来てくれていたコーチに話を聞きに行きました。

 

 

コーチ「●●は試合をやってみて、疲れた?」

 

 

息子「あんまり疲れてない」

 

 

コーチ「本当に全力を出し切れば、1試合でも十分疲れるよ。つまり●●はまだ全力を出し切れていないということ」「今回のことを忘れずにノートに書き留めておくといいよ」

 

 

コーチはとても的確にアドバイスをしてくれました。

 

 

帰りの車中、息子に感想を聞いてみます。

 

 

出てくるのは大半が技術的な部分の話。要は自己評価の軸が技術的なところしか無いんですね。

 

 

ずばり、それが大きな敗因だと、私は思いました。

 

 

コーチも言ってくれていた“メンタル・姿勢”の部分。これが今回、大きな課題として浮かび上がってきたのです。

 

 

私は息子に言いました。

 

 

私「お父さんの感想言っていい?」

 

 

息子「いいよ」

 

 

私「今日の試合さ、正直●●にも勝てるチャンスは十分あったと思う。でも負けちゃったよね。それはね、“絶対勝ちたいと思う気持ちの差”だと、見ていて思った。相手の子の方が●●よりもそれが少し多かったように思う」

 

 

息子は窓の外を見ながら、黙って聞いてました。

 

 

コーチにも言われた“本気でやる”とは、一体どういうことなのか。

 

 

分かるようで難しい、今まで何となくでしか考えていなかった(はず)精神面の問題に初めて向き合うことになったのです。

 

 

ちなみに、私も私自身が試合をした時の事を、息子の試合を見て思い出していました。

 

 

私「お父さんもさ、大会に出た時、緊張で頭真っ白で、“勝ちたい”とか“絶対にこのポイント取る!”とかっていう気持ちを忘れてることあったな」「でも、今日の●●の試合を見てさ、上手くプレーしなきゃ、とか、サーブ入れないと、とかよりも“絶対勝ちたい”って気持ちの方が必要なんだって思い出した」

 

 

私の話はまぁ、息子からすると「へーそうなんだ」っていう程度だと思いますが(^_^;)少なからず伝わるといいなぁと思いました。

 

 

“絶対勝つぞ、やるぞ!”という強靭なメンタル。私も経験者ですが、競技スポーツにおいては何よりも大切なものかもしれません。

 

 

それから数日。息子は今回の反省を踏まえ、彼なりにひとつの解答を導き出しました。

 

 

その解答とは…“俺はデミノーになる!”です(^_^;)(注釈:デミノーとはオーストラリアのnew starであるAlex de minaur選手のことです!最近のお兄ちゃんはデミノー選手に首ったけなんです)

 

 

コート上を所狭しと走り回って、息子曰く「ピンチを勝利(自分のポイント)に変えてしまう」デミノー選手のプレーをとにかく真似することが“本気でやる”ための彼の自分なりの解答だったようです。

 

 

昨日の私とのオンコート。彼は言った通りに走り回っていました。私の打つロブにも、ドロップにも、絶対にあきらめずに走って、ラケットを伸ばして食らい付いていました。1時間も経たないうちに汗をかいて、心拍数も上がっていました。

 

 

彼は、課題に対するとても有意義なひとつの答えを出すことが出来たようです(^_^)

 

 

ネットでこんな記事を見ました。

 

 

今回の息子の話とはまた全然別次元かもしれませんが、テニスにおける集中力はどうすれば身に付けることが出来るのか。参考になりそうです。