テニスで手にする夢への軌跡

テニスをはじめた息子たちを応援する父親として、またジュニアスポーツに携わる大人として“自分ができること、感じること”を。

シンの問題と見せかけて…

ここ最近のシン、私からすると、お世辞にも良い状態とは言えませんでした。

 

 

モチベーションが高いとは言えず、練習も集中力がありません。

 

 

何よりも、上達したい、もっと試合で勝ちたいという気持ちが見えてこない状態でした。

 

 

しかし、本人に聞いてみると、テニスは楽しいし、コーチやクラブが嫌な訳でも無い。だから、なぜ私がそんな風に感じているのか、あまり理解出来ていないようでした。

 

 

シンと私で認識の相違があり、どうしようかなと考えていましたが、いろいろと話をする中で、次の点について話をしてみると、本人も思い当たるようでした。

 

 

それは“全力でプレーすること”についてです。

 

 

シンは以前、大会で負けた時にコーチから“全力でプレーすること”の重要性を伝えてもらって☟本人もそれを身に染みて感じたはずでした。

 

 

はずだったんですが…最近はそれを完全に忘れてしまっていたようです。

 

 

私としては、モチベーションが曖昧になっている原因がこのことだけではないと感じていましたが、本人も納得できる話として、ひとまず今後の練習は改めて“全力で”やろうと確認し合いました。

 

 

話をした次の日、本人も自分なりに意識したのか、練習を頑張ったようで、久しぶりに練習が疲れたと言っていましたが、同時に「集中して練習したから、少し上手になったように感じるし、充実感がある」というようなことも言っていて、いったんの解決にはなったようでした。

 

 

ですが、私は、シンのモチベーションの曖昧さがどこから来ているのか、まだ気になっていて、ある日奥さんとそんな話をしている中で、奥さんからこんな一言がありました。

 

 

「シン、今の状態に満足しちゃっているんじゃない?」

 

 

奥さんが言うのは、シンはラケットやらバッグやら好きな道具を揃えてもらって、高いお金を出してもらって選手コースにも通えて、テニスに関して不自由無い環境に満足してしまっているのではないか、ということです。

 

 

確かにそれを聞いて、私も大いに納得できました。

 

 

振り返ると私も、自分がスポーツ用具好きというのもあり「必要だから」と簡単にシンにテニス用具を与え過ぎていたと感じましたし、本人の気持ちをしっかり確認しないまま、大会や練習に引っ張り出したりして、本人のモチベーションが二の次になっていたのだと、改めて思いました。

 

 

子どもの熱を上回らないように注意していたはずなのに...自分が一番望んでいなかった状態になってしまっていたのです。

 

 

奥さんの一言で、シンのモチベーションの曖昧さの原因が何だったのかとても腑に落ちて、私は改めて、シンのテニスへの関わりを見直さないといけないと感じ、いくつか思い当たる点を反省しようと思いました。

 

 

また、今回のことで感じたのはシンがまだまだ“幼い”ということです。小学5年生なら自立している子はしっかりと自分で自分のことをマネジメント出来ますが、シンはまだまだそこには至りません。だから☟これはあくまで、うちのシンに対しての対応になりますが、その子の性格や環境、親との関係性によっても全然違ってくるので、それを踏まえて考えたことです。

 

 

①私が少し離れます。普段の生活もテニスも、改めて、関わり過ぎないことが大事かなと思いました。

 

②本人からの発信があるまで、こちらが先回りしてはダメですね。道具の購入や大会への出場なども、本人が「これがどうしても欲しい」とか、「僕はこうしたい」という発信があるまで、こちらから言わない(見守り、待つ)。

 

③肝心なことだけは常に一貫して伝える。「全力でプレーする」ことの意味、選手コースに通う意味、今の環境が当たり前では無いこと(お金だってかかっている)など。

 

 

こういうことは、シンよりもむしろ私自身が常に気を付けていないといけないことなので、自分への課題という事で、しばらく頑張ってみたいと思います。

 

 

うーん、なんだか本当に我ながら同じ失敗の繰り返しで恥ずかしいですが(^_^;)これでシンがどう変わるのか、はたまた変わらないのかを見守ってみたいと思います。