息子たちのテニスやフォートナイトのことを

テニスをはじめた息子たちを応援する父親としてジュニアテニスに関わること、またどハマり中のゲーム「フォートナイト」に関するあれこれを。

勝てない理由

年始にそこそこ大きな大会に出場したシンですが、あっけなく1回戦で敗退しました。

 

 

目標だった2回戦突破は愚か、1回戦で…。

 

 

勝てない…本当に試合で勝てない…。

 

 

本人はというと試合を終えて車に戻ってくると、若干ヘラヘラしながら「負けちゃった」とだけ。

 

 

(全然、悔しがってない…)

 

 

「試合に対するこだわりとか、自分のプレーに対するエモーションとか、ないのか!」(言ってはいません)私は声を大にして言いたかったですが、とりあえず本人の弁を聞きました。

 

 

でも、出てくる言葉も技術的な部分で、私が感じた根本的な問題が本人は全然分かっていません。

 

 

根本的な問題。そうです、メンタル面です。

 

 

半年以上前に大会で負けた時にコーチから言われた「試合後に疲れるくらい全部を出し切る」という意味が、時間が経った今も本人は全然分かっていないのです。

 

 

実際のプレーも、本人の言葉どおり、終始淡々と。失敗しても悔しがる素振りもなく、ポイントを取った時に軽くガッツポーズするくらいで、結果負けてもヘラヘラ出来るくらいだから、試合に対するこだわりみたいなものが無いんでしょうね。

 

 

でも、これってかなり重篤な問題です。

 

 

本人と早速話しました。もうあといくつか大会を見て、気持ちが見えてこなければ(伝わってこなければ)、今のテニスの状況を見直すと。

 

 

本人は真っ向から拒否しましたが、本当にテニスを続けたいのか、私には正直分かりませんでした。本人も内心では分かっていないのかもしれません。

 

 

ただ、一方でこんなことも感じました。精神的に幼いシンは、自分で自分の心に火を点けるみたいな、モチベーションのコントロールとかそういうことがまだ出来ないんじゃないかということです。

 

 

試合を見ながら奥さんとも話していたんですが、個人競技のテニスでは自分で自分を奮い立たせたり、自分の気持ちを表現するのはすべて自分次第。チーム競技みたいに誰か得意な子がやってくれるわけではありません。

 

 

でも、シンはそういうことが大の苦手。性格的にも思い当たる部分があるし、半年以上経ってもコーチから言われた意味を分かっていない、自分で改善できないというのも、シンの性格ならば正直納得出来てしまうのです。

 

 

だから、本人には「見直す」と言ったものの、理解できないことをしなさいと言っても難しいわけで、私たち親が焦らずに見守ることがやはり今は必要なのかもしれないと数日経って思い直しているところです。

 

 

正直言って、試合を見ていると本当に歯がゆいですが。

 

 

あと1年か2年が経って、シンが気持ち全開でプレー出来ていることを願うばかりですが、その前に重なる敗戦で心が折れてしまわないかが心配ではあります。

 

 

本人はもちろんですが、サポートする私たちも今まさに踏ん張りどころ、頑張りどころなのかもしれません。