テニスで手にする夢への軌跡

テニスをはじめた息子たちを応援する父親として、またジュニアスポーツに携わる大人として“自分ができること、感じること”を。

「傾聴力」と「主張力」が重要

うちの息子も今はテニスにはまっていて、このブログでもお伝えしている通り、将来はそのテニスで成功を収めたいと語っています。

 

 

そんなスポーツでの成功を夢見る子どもたちは世の中にたくさんいると思いますが、実際にその栄光を手にすることが出来る人は全体のうちのほんのひと握りに過ぎないという事は想像に難くありません。

 

 

私の良く知るサッカー界でも一時期「Jリーガーになるのは東大に入るより難しい」といった謳い文句が業界用語のように良く使われていました(今は以前よりもその枠が増えたこともあって、Jリーガーになること自体は、可能性としては若干の広がりを見せていると思いますが、さらにその上を目指すというのは変わらず難しさがあると思います)

 

 

詰まるところ、スポーツでの成功というものはそれだけ難しいものだということですが、先日、amazonビデオで配信されていた「KEISUKE HONDA CAFE SURVIVE」という番組でサッカーの本田圭佑選手とJリーグ村井満チェアマンが対談をしており、その中でお2人が話していたスポーツ(ここではサッカーにおいて)で成功する人たちに共通する能力の話題で出てきたキーワードがとても印象的でした。

 

 

そのキーワードとは、「傾聴力」「主張力」です。

 

 

相反するような2つの言葉ですが、本田選手やイングランドで活躍する岡崎慎司選手は、番組内で村井さんもおっしゃっていましたが、言ってみればいわゆる“巧い”タイプの選手ではないものの、長い間第一線で活躍されている理由として、この2つの能力がずば抜けて高いことが村井さんの分析で分かったとのことでした。

 

 

これは壁にぶつかった時に、周りの声に素直に耳を傾けるなど、柔軟な姿勢で客観的に自分を分析して改善し(傾聴)、そしてそれを自分の力に変えて自分なりの形で進化させ、またその時に自分自身の信念や哲学は決してブレない(主張)というサイクルが成功においてとても重要なのではないかという解釈です。

 

 

また、お2人はこれを総じて「リバウンドメンタリティ」と表現していましたが、スポーツで成長するうえで“失敗”というものは絶対に避けることが出来ない、だからその失敗に対する姿勢が絶対的に重要であり、成功には必要不可欠だと結論付けていました。いわゆる“逆境に強い”ことこそが重要だと。

 

 

話はそのあと、「ではどうすればそのメンタリティを持った選手が多く育つのか」といったところに移っていくわけですが、私は今回の話を聞いてすぐにピンと来たことがありました。

 

 

それは杉田選手のエピソードです。

 

 

今シーズン、杉田選手は世界ランクをキャリアハイまで上げるなど目覚ましい活躍を見せていますが、その飛躍のポイントして「傾聴力」を挙げていたことを思い出したのです。

 

 

以前の杉田選手は周りの助言にもあまり耳を貸さず、よくコーチとも意見の相違で対立していたらしいのですが、今シーズンは精神的にも成長し、周りの意見を柔軟に取り入れるようになったことで成績が上がり始めたことをインタビューで話していました。

 

 

一概にすべての人が同じ要領で上手くいくわけではないと思いますが、少なくともスポーツ選手のメンタリティとして、本田選手でも杉田選手でも、この「傾聴」と「主張」がとても重要であると感じずにはいられない成功例であることは確かです。

 

 

翻って息子はどうなんだろうと考えてみましたが、今はまだよく分からないというのが正直な感想です。負けず嫌いでしつこいけど、逆に淡泊な部分もあるし、まだまだ発展途上なのだと思います。

 

 

サッカーとテニスで、選手のメンタリティとしてどれくらいつながる要素があるかと言われれば何とも言えませんが、成功を夢見る息子を持つ親としては知って為になる話でした。

 

 

技術論も好きですが、今後は私も考えてみたいと思います。「リバウンドメンタリティ」の育み方。